ビタミンB6は、主に女性の不快な症状を和らげてくれる効果があります。不足することで貧血が起こりやすくなることもあるので積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンB6の効果・効能
ビタミンB6はたんぱく質の分解と再合成に欠かせない栄養素です。たんぱく質はいったんアミノ酸に分解され、その後再び体に必要なたんぱく質に合成されます。
この分解と再合成に必要となるのがビタミンB6です。ビタミンB6をしっかりと摂ることで、たんぱく質の分解と再合成がスムーズに進み、皮膚や髪が丈夫になります。
またビタミンB6は月経前のイライラなどの不快な症状や、妊娠中のつわりなどを軽減するともいわれています。
ビタミンB6の一日の摂取量と不足すると起きること
ビタミンB6の一日の必要量は、1mg程度が目安といわれています。過剰に摂取してもその日の内に排泄されるので、摂りすぎの心配は基本的にはありません。
ビタミンB6が不足すると皮膚や粘膜のトラブル(ニキビや口内炎など)や、貧血が起こりやすくなります。たんぱく質を多く取っている人や妊娠中の方は、必要な量が増えるので意識して摂取するようにしましょう。
ビタミンB6を多く含む食べ物・食材ランキング
- にんにく 1.5mg
- ピスタチオ 1.22mg
- 牛レバー 0.89mg
- 赤身マグロ 0.85mg
- 鶏ひき肉 0.68mg
- 丸干しイワシ 0.68mg
- 鶏レバー 0.65mg
- 鶏ささみ 0.60mg
- 豚レバー 0.57mg
- 鶏むね肉(皮なし) 0.54mg
- 焼きアジ 0.51mg
- 生サンマ 0.51mg
- さば 0.51mg
※100gあたり